治療前
治療後
| はじめの相談内容 | 「下前歯の歯並びがデコボコしているのが気になる」とご相談いただきました。 |
|---|---|
| 診断結果 | 拝見したところ、下前歯がずれたりねじれたりしてデコボコに生えている「叢生(そうせい)」が認められました。また、上前歯もやや歯列の乱れがあり、審美性に影響を与えています。 現在は歯が重なって生えているため、歯ブラシが届きにくく、十分なセルフケアが難しい状態です。このまま矯正治療を行わずに放置すると、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。 以上のことから、見た目だけでなく将来的なお口の健康を守るためにも、矯正治療が必要であると診断しました。 |
| 行った治療内容 | 歯並びを整える治療として、以下3つの方法を提案しました。 ①表側矯正 歯の表面に矯正器具を装着する方法です。 メリット:幅広い症例に対応できる。比較的治療期間が短く、費用を抑えやすい デメリット:矯正装置が目立ちやすい。矯正装置周囲の歯磨きに工夫が必要になる ②裏側矯正 歯の裏側に矯正器具を装着する方法です。 メリット:外側から矯正装置が見えにくい デメリット:費用が高額になりやすい。舌に違和感を覚えたり、発音がしにくくなったりするおそれがある ③インビザライン 透明なマウスピース型の矯正装置を装着する方法です。 メリット:装置が透明なので目立ちにくい。取り外しができるため、食事や歯みがきがしやすい デメリット:1日20時間以上装着する、装置の清掃などをご自身で行うなど、自己管理が必要になる。症状によっては、適応できない場合がある それぞれのメリットとデメリットを丁寧に説明したところ、患者様は「仕事上、装置が外から見えるのは避けたいので、できるだけ目立たない方法で治療をしたい。また、可能であれば抜歯は避けたい」とのことから、③のインビザラインでの治療を希望されています。 今回の症例は前歯部の軽度から中等度の叢生だったため、インビザラインでの治療が可能であることをお伝えし、治療に同意いただきました。 まず、歯の形や並びを正確に確認するために歯型をとり、その情報をもとにコンピューター上で治療計画を作成します。 続いて、患者様専用のマウスピース型矯正装置「インビザラインライト」を製作し、矯正治療を開始しました。 マウスピース(アライナー)は歯を少しずつ動かす設計となっているため10日ごとに新しいものへ交換していただくこと、装着時間が治療結果に大きく影響を及ぼすことも、併せてお伝えしています。 治療を始めてから約3ヶ月後に歯の動きを確認したところ、より精密に歯並びを整えるための調整が必要だと判断しました。 そこで再度歯型をとり、追加のマウスピースを作製し、お渡ししています。 その後は定期的に通院していただき、歯の移動状況や装着状態を確認しながら慎重に治療を進めました。 追加のマウスピースを作製してから約9ヶ月後、歯並びがしっかりと整ったこと、見た目や噛み合わせに問題がないことを確認したうえで、歯並びを安定させるためのリテーナー(保定装置)を装着しました。 現在も歯並びを安定させるために、リテーナーを継続して使用いただいています。 |
| 治療期間 | 7回 |
| 費用 | 550,000円 |
| 治療のリスクについて | ・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります ・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります ・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります |
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