この患者さん、前歯が1本だけ反対に噛み合わさっています。
被せている前歯も虫歯になっているのでやり直しが必要です。
現在、歯を全体的に治療している患者さんです。奥歯を抜歯してインプラントをしないといけません。
インプラントは歯を抜いたところに骨ができるまで2〜4ヶ月待ちます。
待っている間にこの前歯の傾きを直すことにしました。
被せている歯は仮歯に置き換え(➡️前歯の仮歯の作り方(動画))、動かしたい歯との間は隙間を開けておきます。
隙間があると歯は動きやすくなるからです。
両隣の歯にボタンをつけ、ゴムを引っ掛けました。
このゴムはパワーチェーンというもので、歯を引っ張る時に使います。
ゴムがずれてしまわないように犬歯にはCRというプラスチックを盛りました。
3週間後の状態です。
内側に入っていた歯が綺麗に前に出てきました。
見た目が綺麗になっただけでなく、歯並び・噛み合わせが良くなることで顎も動きやすくなります。
顎の動きが良くなると奥歯に入れるインプラントも良い噛み合わせで作ることができます。
ちょっとした手間でメリットは絶大です。
興味のある方・治療ご希望の方は⬇️の医院へどうぞ。
古田 晶子「槙原歯科オリナス錦糸町インプラントセンター(錦糸町)」
「バイオクリニック東京(渋谷)」
「三好デンタルクリニック(二子玉川)」に勤務中です。
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