保険適用と自費診療の型取りの違い

歯を削って型取りをして詰め物をセットする。

保険適用の銀歯の型取りはアルジネートという材料を使って行います。

ピンクのやつです。

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粉と水を練ってドロッとしたものをトレーに盛って型取りします。

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水を使っているので乾燥すると変形してしまいます。

口の中から取り出す時にかかる圧力でも変形してしまいます。

わずかに誤差が生じてしまうのです。

 

保険適用外の詰め物(セラミックなど見た目が綺麗なもの)やインプラントは変形を防ぐために

シリコン印象材というものを使います。IMG_4216

シリコンは型取りの時も変形しません。

時間が経っても変形しません。

時間が経っても変形しないので、型取りしたものをそのまま技工士さんに送って石膏を流してもらいます。

石膏を流すのも気泡が入らないように模型が変形しないように注意しないといけないので熟練した技術が必要です。

また、保険外診療の時は圧排という作業も行います。このように

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歯と歯茎の間に糸を挿入します。

圧排により被せ物と歯の境目を正確に技工士さんに伝えることができます。

 

インプラントの型取りはさらに精密でないといけないので、患者さん専用の

個人トレー

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というトレーを作成して型取りします。

それぞれの歯や粘膜に均一な圧力がかかることで美しい型取りが実現します。

 

型取り一つにおいても、保険診療と保険外診療は全く違うのです。

 

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古田 晶子「槙原歯科オリナス錦糸町インプラントセンター(錦糸町)

     「バイオクリニック東京(渋谷)」

三好デンタルクリニック(二子玉川)」に勤務中です。

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