奥歯が噛んでいないと前歯に隙間ができてしまうことがあります。①

古田 晶子

私たちは奥歯でしっかり物を噛んで食べないといけません。

奥歯がしっかり噛めて、ギリッとした時は犬歯が当たることで奥歯の負担をなくしてくれるような噛み合わせが理想です。犬歯が奥歯を守ってくれる顎の理想的な動きをアンテリアガイダンスと言います。

アンテリアガイダンスがとれていなくて奥歯がどんどん磨り減ってしまったら、前歯がずれてきてしまったりグラグラと揺れ出したりしてくることがあります。




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この患者さんは以前は2と3の間に隙間はなかったそうです。

いつの間にか隙間ができてしまったと。

奥歯の治療時に逃げの治療をしてしまったり、奥歯が噛めないのを放置していると

前歯が強く当たってしまう噛み合わせになっていきます。

前歯は奥歯のように根が太くありませんので容易に動いてしまいます。

それで隙間ができてしまったのです。

こうなると、奥歯の高さを理想的な状態に戻してあげてから

前歯を矯正しないといけません。

治療期間の目標は半年。

先週から治療がスタートしたので経過を徐々にアップしていきたいと思います。

 

治療ご希望の方は⬇️の医院へどうぞ。

古田 晶子「槙原歯科オリナス錦糸町インプラントセンター(錦糸町)

     「バイオクリニック東京(渋谷)」

三好デンタルクリニック(二子玉川)」に勤務中です。

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